マンション購入と保険
マンションを購入する時に必要となる保険は、大きくにわけて2つあります。
「生命保険」と「損害保険」です。これは、マンションを購入する時にローンを利用する人は、契約時に強制的に加入しなければならない保険と、もしもの時に備えて、任意で加入する保険があります。
●マンション購入と生命保険
生命保険の役割・・・遺族の「生活費」「住居費」「教育費」などをを支えるます。
①ローンを契約する時に加入しなければならない生命保険
「団体信用生命保険」
マンションを購入する人の多くが、住宅ローンを利用すると思います。この時に、ほとんどの金融機関が「団体信用生命保険」に加入できることを条件の一つに挙げている場合が多いです。「団体信用生命保険」とは、住宅ローンの契約者にもしものことがあって、住宅ローンの支払いが出来なくなった場合に、ローン残高と同額の保険金が下りて、住宅ローンの残高を肩代わりしてくれる保険です。残された家族は、住宅ローンの支払が不要となり、現在の家に、そのまま居住できます。この保険は、住宅ローンという借金の部分だけが保険の対象なので、管理費や修繕積立金、固定資産税などの税金、維持費、などは残された遺族が負担しなければなりません。
②任意で加入する保険
生命保険の役割のうち、住居費は「団体信用保険」でまかなうことができます。しかし、その他の家にかかる経費や生活費・教育費などの為に加入します。
住宅ローンは、団体信用保険でカバーできるので、それ以外にかかる費用を考慮したうえで加入すると良いと思います。
●マンション購入と損害保険
マンション購入で必要となる損害保険は、火災保険や地震保険です。
これらの保険は、契約の内容にもよりますが、以下の用なものが補償の対象となります。
火災保険の対象・・・火災、水害、台風、破損、倒壊など(家財も対象)
地震保険の対象・・・地震、噴火、津波による火災、損壊、埋没、流失など
住宅ローンを利用する際には、ほとんどの場合、強制的に加入しなければりません。これは、融資を行なう金融機関が、抵当権を設定した住宅が火災等によって滅失した場合に、住宅ローンの残金を回収できるようにするために、火災保険の保険金請求権等に質権の設定を行なうためです。この火災保険の保険証書は、住宅ローンが完済するまで金融機関が預かり、もしも火災が起きた場合は、保険金が住宅ローンの返済に優先的にあてられます。
ちなみに、火災保険料は、ローン契約時に一括で支払いを行なうそうです。
また、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)から公的融資を受ける場合には、特約火災保険の加入が必要となります。また、これと一緒に特約地震保険もありますが、こちらは強制加入ではありません。
特約火災保険と特約地震保険について・・・
住宅金融支援機構などの公的ローンを利用した場合、住宅金融支援機構などを質権者または抵当権者とする、専用の火災保険の加入が義務付けられています。
この保険は共同保険です。保険会社20社がそれぞれの引受割合により保険責任を負担しています。特約火災保険は、一般に販売されている火災保険よりも保険料が半分ほどで済みます。特約火災保険に加入すると他の火災保険に加入できません。しかし、特約火災保険では、家財を補償しないため、これについては別途加入できます。一般の火災保険同様、地震による火災などは保険対象外となるため、これらをカバーする保険の加入が必要となります。これが特約地震保険です。ちなみに、特約地震保険のみの加入は出来ず、特約火災保険への加入が条件となります。